HSPと

HSPを自覚した中年管理職プログラマの のっぴきならないノンフィクション

読書まとめ2019年8月分

家にGが出た・・・。こんにちは、ポコポッコです。

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プロジェクトが忙しくなりプライベートでも色々ありブログ手つかずでした笑
読書メーターの月イチまとめで思い出す始末です。。

例によって読書メーターからコピペなので網羅されているだけです。
8月は夏季休暇もあり読書が捗った感じがします。タブレットを購入したため電子書籍が増えていくかと思いきやそんなことは無かったです。

注意!!
読書メーターではネタバレ防止配慮の機能がありますが、月毎まとめはその辺が一切考慮されていないようで中にはガッツリネタバレしているものもあると思います。正直、自分がどの本にネタバレ防止したか覚えて無いのでご注意ください。


8月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:8509
ナイス数:720


鈍感な世界に生きる 敏感な人たち鈍感な世界に生きる 敏感な人たち感想
HSP本。これまで読んだHSP本の中でもかなり読みやすい部類で把握しやすかった。HSP関連の1冊目として非常にオススメできる内容だなと思う。一部、著者の国との文化の違いなのか翻訳の妙なのか、日本でこの対処をすると悪い方向にいきそうな予感がする項目があったりした。(ただ、これは私がHSP故に考えすぎなのかもしれない。)友達宛てに励ますような手紙を自分宛てに書く の内容の箇所は通勤中にも関わらず涙を堪えるのに必死だった。
読了日:08月03日 著者:イルセ・サン

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術感想
本書は本を読む自分(著者や読者)について読書の影響や効果について書かれていた。他の読書術本とは考え方が違う箇所が多い印象で、それらの読書術に馴染めなかった読者はかなり心が軽くなる内容だと思う。特に「本を読んで記憶に残らないのは内容を覚えさせない本が悪い」といった発想は新鮮だった。以前、著者の別の書籍を読んだ際に本に対する品の無い書き方に良い印象は持てなかったが、本書で印象が変わった。読んで良かったと思う。
読了日:08月03日 著者:小飼 弾

ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ感想
街頭での手相占い、募金、芸能事務所、出会い系 等うさんくさい勧誘に着いていったら(呼び出しに応じたら)どうなるのか書かれていた。基本的には理屈が伴ってない言い分を無理やり勢いで通して高額な契約を結ばせるというのが大体のテンプレなんだなぁと思った。やはり初手の勧誘に応じない、街頭で歩みを止めないといったことが重要なようだ。今だと「ネットの勧誘に応じたらこうなった」等になるのだろうか。
読了日:08月04日 著者:多田 文明

廃墟ゲーム廃墟ゲーム感想
廃墟のラブホテルで男女8人が蟲毒(コドク)という呪いの再現ゴッゴを行う。しかし実際に事件が発生して・・・という内容。デスゲーム系かと思いきや、ホラーミステリー寄りだった。真犯人は展開や描写から推理小説好きならすぐにわかると思う。皆狂っていく様子が面白かった。本書の帯に登場人物の一覧があるのだが、その中の一人の名前が間違っていた。読み進めるうちにこれは盛大なネタバレでは?と思ったが結果的には単なる誤植で閉口。(エイジをレイジと誤植。)
読了日:08月04日 著者:八頭 道尾

「まず動く!」人が、仕事は9割うまくいく「まず動く!」人が、仕事は9割うまくいく感想
仕事をうまく進める上での心構えや方法について偉人や有名人の名言を交えつつ展開していく内容。書いてあることは一見正しそうに思えたが9割うまくいく根拠(逆に1割うまくいかない根拠)等、1つ1つの内容に特になんらかの裏付けは無いと感じた。表紙に「7つの習慣」というワードを散りばめて某書籍との関連性を匂わせたり・・・(しかも「」をつけて強調している。)となんだか誠実さが無いなと思った。自分の気分を盛り上げる意味では使えるかもしれないが、ちゃんとした根拠を求める読者には響かない内容だと思った。
読了日:08月07日 著者:秋庭 道博

プログラミング教育はいらない GAFAで求められる力とは? (光文社新書)プログラミング教育はいらない GAFAで求められる力とは? (光文社新書)感想
プログラミング言語の「コーディング技術」の教育は反対だが、「プログラミング的思考」の教育は賛成といった主張のもと、プログラミング、プログラマ、求められる力、教育現場等々について書かれていた。私はプログラマなので既知の情報ばかりだったが、7段階のスキルレベルの基準は参考になった。私はレベル2(基本情報取得者)と全然下だった。せめてレベル4(高度試験資格)は目指したいと思った。
読了日:08月08日 著者:岡嶋裕史

イグアナの嫁 (幻冬舎文庫)イグアナの嫁 (幻冬舎文庫)感想
ツレうつ」の続編(?)エッセイ漫画。ツレうつが著者と夫の生活観点なのに対し、本書はペットのイグアナ「イグ」を絡めた家族全体の観点、そして著者の内面が多く書かれている。(ツレうつと時間軸が被る箇所もあるため夫が鬱を発症してからは鬱絡みも書かれる。)イグがとても愛らしく楽しく読めた。ツレうつでは著者のネガティブさはそこまで感じなかったが、本書ではネガティブな面もさらけ出しており人生についてしみじみと考えることが出来た。本書の続編もあるようで機会があれば読みたいと思う。
読了日:08月11日 著者:細川 貂々

公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
高校生がいじめを苦に自殺した問題について鬼女(既婚女性)が絡み、展開、発展し・・・。といった内容。てっきり主人公の貴女達が巨悪を暴いていく的なストーリーかと思ったが、鬼女は一部のコテハンや登場人物を覗いてエッセンス程度といった構成だった。ストーリーは高校生のいじめ自殺問題の線と、主人公の人間関係の線とで近いようで分離しており全体的に薄味。刑事の奥さんや主人公の旦那等も掘り下げが中途半端に感じた。主人公のお腹の子供に何かある胸糞展開を予想してハラハラしたが、流石にそこまではいかず本当に良かった。
読了日:08月11日 著者:堀内 公太郎

ズルい仕事術ズルい仕事術感想
著者の仕事術本。仕事において付加価値の大きいアウトプットをするための考え方がロジカルに記述されていた。「ズルい仕事術」を身につけるための3要素、「自己分析力」「論理的思考力」「レバレッジ力」についてそれぞれ詳細に書かれており大変参考になった。本書はどちらかと言えば個人の仕事に重きが置かれている印象で、組織内での立ち回りや人間関係等はやや薄めなので、その辺りはTeamGeek等で補うと良いと思う。
読了日:08月11日 著者:勝間 和代

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わうシンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう感想
ミニマリスト本。ビジネスにおけるシンプルルール的な内容かと思い込み特に中身を見ずに購入したが全く違った。ただ期待した内容とは違ったものの この手のジャンルは初見だったため新鮮な気持ちで読むことができた。無駄なものを排除することで、自分と向き合い結果潜在意識を高めることができるという思想は昨今のビジネス書で多く見る内容で、そういう意味では相関関係はあるなと感じた。
読了日:08月11日 著者:ドミニック ローホー

そうか、もう君はいないのか (新潮文庫)そうか、もう君はいないのか (新潮文庫)感想
著者の没後見つかった手記を書籍化したものとのこと。妻との出会いから、わかれまでの自伝的内容。さらりとした文の中に妻への愛情が感じられて読了後は暖かい気持ちになりつつ、とてつもない切なさを味わった。
読了日:08月12日 著者:城山 三郎

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ネット上で晒された悪人を処刑していくシリアルキラー「森のくまさん」を軸にストーリーが展開していく。ストーリーは面白かったが大きなどんでん返しもなく少々物足りず。ただ登場人物の1人、琴乃の扱いが酷すぎて笑ってしまった。セリフ内だけならまだしも、地の文であそこまでボロクソに書かれるって・・・(笑)ちなみに私は世界観的な続編を先に読んでしまっていたが特に大きなネタバレは感じることはなかった。
読了日:08月12日 著者:堀内 公太郎

十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)感想
12人の少年少女が廃病院に集まり集団自殺する予定だったが、13人目の少年の死体が見つかったのがきっかけで議論がはじまり真相を解明していくことになる・・・といった内容。勝手にデスゲーム的な展開を想像していたが議論モノでこれはこれで楽しめた。真相はともかく、オチは賛否両論ありそうだけど個人的には好きな感じ。結構考えさせられる深いセリフがあったりして読み応えがあった。映画化しているようで是非観たいと思う。(Prime対象になってくれると嬉しいなぁ・・・。)
読了日:08月12日 著者:冲方 丁

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 3 (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 3 (集英社オレンジ文庫)感想
本作もこれまで通り社内の問題を主人公絡めつつ物語が展開。今回も癖のある社員が登場。この作者はそういった人物を書くのが上手いなと思った。本巻でも各エピソードは集大成的なまとめや結論は書かれない(例えるなら推理小説で犯人は明らかになるが動機は語られない的な)ので明快な歯切れの良さは求めないほうが良いと思う。そしてその微妙に腹落ちしなさが本作の味であり魅力であると確信した。スピンオフで営業部のザキヤマさん出ないかなー。真のエース好き。
読了日:08月14日 著者:青木 祐子

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 4 (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 4 (集英社オレンジ文庫)感想
本作もこれまで通りの展開。経理部に新キャラ「タイガーさん」登場で幅が広がった印象。実際タイガーさん的な人は結構いて管理観点だと真っ先に対処しなければいけないタイプ(チームの心理的脅威性を高めるタイプ)なので読んでて色々と思うところがあった。あと森若さんと太陽くんが進展していくのは良いのだが私が少年漫画レベルの恋愛観で止まっているため太陽くんから男を感じるとちょっと引いてしまうし不機嫌になるあたりが少し怖かった。そして森若さんは街中で色々地雷要素に遭遇しすぎで主人公補正とはいえ、そりゃ発疹でるよねと思った。
読了日:08月14日 著者:青木 祐子

これは経費で落ちません! 5 ~落としてください森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 5 ~落としてください森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
本作はこれまでの登場人物5人の短編集的な作り。森若さんはそんなに登場せず。どれもこれも仕事絡みor恋愛絡みのズッシリじわじわくる重みがあり面白いながらも疲弊した。今回表紙で登場人物5人の顔が初めて描かれた(と思う)が、田倉さん以外はイメージ通りでビックリ!(田倉さんは勝手に短髪のイメージだった。)あと作者の後書きはとても丁重でわかりやすく補完できた。登場人物はクセがありつつも基本いい人と見せかけて「必死だな(笑)」みたいな裏がある感じが多くて、中々気持ちよく話が終わらない感じは相変わらず(そこが癖になる)
読了日:08月16日 著者:青木 祐子

これは経費で落ちません! 6 ~ 経理部の森若さん ~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 6 ~ 経理部の森若さん ~ (集英社オレンジ文庫)感想
本作はこれまでよりもスケールが一気に壮大に。中ボス的存在(?)の秘書のマリナの悪行三昧を暴こうする流れから企業合併話に繋がっていく、というのが6巻のメインの内容。・・・なのだが前半の志保の印象が強すぎてそっちが気になってしまった。この手の人との関わり方がよくわからず攻撃的になるタイプは職種的に関わることが多いため苦い気持ちに。(そして別件で樹菜ポエムクソだるい)。今回も各話スッキリした読了感は無い。(だがそれがいい)次巻では2巻で名前だけ出てきた「倉庫の三谷野さん」の登場に期待したい。(ラスボス候補で)
読了日:08月16日 著者:青木 祐子

池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界感想
テロ等から怖いという印象のある「イスラム」についての解説本。「なんとなく」で想像していたイスラムについて、とてもわかりやすく説明された良書だった。ユダヤ教キリスト教イスラム教の成り立ちから、旧約聖書新約聖書コーランの違い、そして中東問題や色々な歴史背景等、様々な観点を知ることができた。(まだ完璧に理解はできていない)。世界から見ると信仰が無い日本のほうが異端という見方はなるほどと思わされた。あとは意外にイスラム教は臨機応変に調節可能という緩さが意外だった。
読了日:08月16日 著者:池上 彰

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。感想
読書術本かと思いきや読書自己啓発本といった内容。読書術本は実りある読書を行うための方法が書かれているのに対し、本書は読書を行うためのモチベを高めてくれる内容が多く、あまり読書に対して前向きになれない時にパラパラと読むだけでもかなり(モチベに)効果がありそうだと思った。
読了日:08月16日 著者:千田 琢哉

魔女たちの長い眠り 赤川次郎ベストセレクション(16) (角川文庫)魔女たちの長い眠り 赤川次郎ベストセレクション(16) (角川文庫)感想
その昔SFCで発売した「魔女たちの眠り」の原作小説。SFC版はかなりハマってやり込んだので懐かしくなり購入。内容はSFC版と世界観は同じでありつつも、別の物語といった印象。SFC版は割とすぐに町に突入するが原作は終盤でようやく町(谷)に突入する形で起承転結の「承」が長かった。懐かしさ補正で楽しく読めたが、人類側のとある人物が強すぎてカタルシスを感じる暇もなく敵が消滅した(笑)正直このスピード感は好き。なお本作は「魔女たちのたそがれ」(未読)の続編とのことで、もしかするとSFC版はそちら側の設定が多いのかも
読了日:08月17日 著者:赤川 次郎

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)感想
物語の3重構造には気付けなかった。3重構造であるが故に黒幕は罪に問われないといった流れに関心。オチがまさしく因果応報でスッキリともちょっと違う不思議な読了感を味わうことができ満足。実質主人公の古手川の生命力は主人公補正といった感じではあるが終盤のあらゆる展開全てでボコられてて、ちょっとだけ笑ってしまった(どんだけボコられ描画が続くの!?的な)。続編も気になる。
読了日:08月17日 著者:中山 七里

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
主人公(麻美)の恋人(富田)がスマホを落としたことで、麻美が追い込まれる。そして一方で身元不明の女性の死体が見つかり・・・といった内容。主要人物(刑事以外)に感情移入ができなかった。恋人の富田は頼りなく思慮が浅くイライラしたが、それ以上に不快だったのが主人公麻美。ナチュラルに富田を見下すわ、他責で浮気するわで・・・。「こいつなら酷い目にあっていいでしょ?」的な作者の意図があるやもだが結果麻美はSNS的にはそこまで痛い目にあわない。もっと実被害が出る展開が欲しいなと思った。ラストの富田にも閉口。目を覚ませ。
読了日:08月17日 著者:志駕 晃

「めんどくさい人」の取り扱い方法「めんどくさい人」の取り扱い方法感想
タイプ別の「めんどくさい人」の特徴と対処法が書かれていた。「あるある」「いるいる」といった共感と、自分もこうならないようにしようという振り返りに有用。(HSPな私は第5章が一部該当)一方で「沸点が低い人」「どこが地雷かわからない人(とつぜんブチギレ)」といった自分が知りたいタイプは記述が無く残念。(割とめんどくさい人の中ではメジャータイプだと思ってたが、そうでもない?)
読了日:08月18日 著者:渋谷 昌三

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)感想
主人公薫子夫婦の娘がプールで溺れ「おそらく脳死」という状態に。夫婦は脳死を受け入れず、眠ったままの娘と生活を続けていく。そして薫子が徐々に狂気を帯びていく・・・。という内容。本書で脳死の定義を知ったがとても考えさせられる内容で唸ってしまった。(これまで脳が機能を停止していたら脳死だと思っていた。)本書のタイトル的にミステリーやホラー系を想像しそうだが全然ジャンルが違うので注意。私も最初はミステリー展開を期待していたが、脳死について深く考えるキッカケになり読んで良かったと思う。
読了日:08月24日 著者:東野 圭吾

復讐教室 (双葉文庫)復讐教室 (双葉文庫)感想
広告で同名の漫画を知り、原作小説を見かけたため購入。いじめを受けた主人公がクラス全員に復讐していく内容。構成や表現力のレベルが極めて低く、読み進めるのがキツイレベルだった。場の情景描写は一切なく「誰々が何々をした」という説明文とキャラのセリフが延々と続き、インスタント設定(その場でポッと初出の設定)とインスタント因縁(初出のキャラ同士の因縁)が伏線も無く唐突に差し込まれ・・・等。メチャクチャ。復讐の流れもカタルシスを得られるものはなく、何故か「親友」というワードが連発されるのも謎。全てが薄い。本は厚い。
読了日:08月24日 著者:山崎 烏

ラプラスの魔女 (角川文庫)ラプラスの魔女 (角川文庫)感想
2つの異なる場所で死亡事故が発生し、その両方に同じ女性がいた。地球科学研究者「青江」他、複数の登場人物が謎を解明していく内容。面白くて一気に読了。打越鋼太郎さんライクな設定だなというのが率直な感想。本作は「脳」について語られる箇所が多々あるが、アプローチやテーマは違うものの同時期発売していた「人魚の眠る家」と題材は近く、この時期は「脳」について色々と調べていたのかなと思ったり。
読了日:08月25日 著者:東野 圭吾

コンビニ人間 (文春文庫)コンビニ人間 (文春文庫)感想
様々な観点から感想を書きたくなり、255文字ではとても書ききれない内容。作中で言及はされていないが主人公は恐らくアスペルガーと思われる。(ただ病院でASDと診断されなかったようなのでもっと別の何かかもしれない。)社会生活における「普通」に対し「対処」することで生活していく姿、目線の描写がとても新鮮で興味深かった。そして「普通」から逃避したいが誰よりも普通で或りたいと潜在的に思っている白羽の不遜さにはイライラする一方で、大小あれどこういった感じに拗らせてしまった人は正直何人か見ているのでかなり刺さった。
読了日:08月26日 著者:村田 沙耶香

【文庫】 B型自分の説明書 (文芸社文庫)【文庫】 B型自分の説明書 (文芸社文庫)感想
書店で見かけ購入。(かなり昔少し流行っていたような記憶)。私はB型なので内容的には「あるある」が多々。正直、血液型に関係なく「あるある」な内容なんだと思うが楽しく読めた。
読了日:08月27日 著者:Jamais Jamais

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法感想
「アホ」とはむやみやたらと足を引っ張る人のこと。本書はアホと戦い限られた資源を無駄遣いしない考え方や立ち回り方が書かれている。自分は人と争うことがかなり苦手なので割と本書に書かれている行動は行っていたという印象。これらの根拠が主に著者の経験則のためサンプル数の少なさに些か不安が残るが、総じて相手の気持ちを考えて争わずに味方にするといった立ち回りは参考にしたい。
読了日:08月27日 著者:田村耕太郎

残念な人の仕事の中身 ~世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点残念な人の仕事の中身 ~世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点感想
様々な仕事の要素を実例をもとに「自己評価」と「上司から見た評価」のポイントの違いが書かれていた。自分は管理職なので管理目線から非常に「あるある」と頷ける内容だった。いくら仕事の成果をあげても、相手(上司)の求めることを把握し動かなくては評価されないと言った点は日本だけじゃないのは驚きだった。(客観的なデータよりも印象が重用。)成果こそ重用と考えている人には受け入れづらい内容もあるかもしれない。
読了日:08月29日 著者:ロバート・W・ゴールドファーブ

面白懐かし人気ゲーム99の秘密―スペースインベーダーから最新作まで (二見文庫―二見WAi‐WAi文庫)面白懐かし人気ゲーム99の秘密―スペースインベーダーから最新作まで (二見文庫―二見WAi‐WAi文庫)感想
書店で見かけ購入。書籍名から様々なタイトルの裏話や秘話が載っていると思っていたが、そんなことはなく著者達のゲームソフト(や当時のゲーム情勢)についてツラツラと書かれていた。ゲーム通的な立ち位置から書かかれている風だが内容は8割型浅く、そんなにゲームが好きでもない感じを受けた。この手の本で『ファイ「ヤ」ーエ「ン」ブレム』表記はやっちゃいけない誤りだろう。とはいえ当時を思いだしながら楽しく読めたので満足。中盤からPCE系の話題が多いのはちょっと面白かった。3DOガン無視なのにPC-FXは取り上げるという。。
読了日:08月31日 著者:青柳 宇井郎,森木 靖泰,南原 順

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