HSPと

HSPを自覚した中年管理職プログラマの のっぴきならないノンフィクション

読書まとめ2020年6月分

月一の読書まとめ2020年6月分です。
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育児合間の読書。続けています。

子供や育児についてもブログに書きたいですが中々まとめるのが難しいですね。プライベートをどこまで晒して良いのか?とか、(加工するとはいえ)子供の写真を載せて将来的に何か問題が起きないか?等、色々な方面に考えてしまっています。ただ育児録として何かの残したいので引き続き考えてます。

今回も例によって読書メーターからコピペなので網羅されているだけです。読書メーターではネタバレ防止機能がありますが、このまとめコピペはその辺の配慮は一切無いのでご注意ください。


6月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2208
ナイス数:175

0と1のコンピュータ世界 バイナリで遊ぼう!0と1のコンピュータ世界 バイナリで遊ぼう!感想
KindleUnlimited。進数(10,16,2)の説明から入りその後一気にバイナリの世界に突入した笑。著者の皆様の熱量の高さが伝わってきて恐らく軽い気持ちで読むと置いてけぼりくらう。中盤から後半のパケットやニーモニックはとても読み応えがあり面白かった。調べたら「大熱血 アセンブラ入門」の著者の方でこちらの書籍も読むのが楽しみ。
読了日:06月02日 著者:坂井弘亮,坂井丈泰,愛甲健二,竹迫良範,松田和樹


王様のトリック (双葉文庫)王様のトリック (双葉文庫)感想
雪山の山荘で登場人物5人中2人が犯人であることが開示される王道設定な物語。登場人物が少ないため把握がしやすく先の気になる展開で中盤までの惹きつけはすごかった。が後半、犯人とその動機が明らかになるにつれて個人的に腹落ちしない部分が増えてきて最終的にはイマイチな着地と感じてしまった。特にある登場人物のとってつけたような殺害理由に閉口。(主要人物と見せかけて実質完全巻き込まれという意外性を狙った?)総合すると少し残念な読後感だった。そもそも王様のトリックのフォーマットをパクって出版しても問題になりそうな・・・?
読了日:06月05日 著者:吉村 達也


はじめて読むマシン語―ほんとうのコンピュータと出逢うためにはじめて読むマシン語―ほんとうのコンピュータと出逢うために感想
CSの教養をもっと強化したく、CPUのアーキテクチャ理解へのオススメとしてよく挙がる本書を手にとった(続刊の「はじめて読むアセンブラ」と「はじめて読む486」とセットで推されることが多い)。本書は発行が1983年であるため取り上げているCPUは8bitCPUと古い。しかしこれが逆にシンプルでわかりやすく順序立ててCPU(マシン語)の仕組みが習得できるようになっていた。これは若手の頃に読みたかったなぁと悔やんでしまった。書籍「プログラムはなぜ動くのか」を読んだ後に一歩踏み込む意味で本書を読むと良さそう。
読了日:06月11日 著者:村瀬 康治


独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで感想
各所で絶賛されている本書をようやく手に取れた。Pythonの説明(順次進行、分岐、繰り返し等の説明)、オブジェクト指向正規表現Bash、Git、心構えやノウハウが網羅的に書かれている良書で、志をしっかりもった初学者の1冊目としてはとても良いと感じた。一方で「何となく」読んだ人は挫折する絶妙な難易度な感じもありこれも好印象。windowsへのフォローは最低限なのでwindowsしか使ったことない方は少しだけ壁があるかも。(私はLinuxMintでポチポチ本書を進めた)
読了日:06月18日 著者:コーリー・アルソフ


新装版 マリオネットの罠 (文春文庫)新装版 マリオネットの罠 (文春文庫)感想
フランス留学帰りの修一がフランス語講師のバイト依頼である館へ赴任する。依頼主の姉妹にフランス語を教える日々を過ごす中、殺人事件が発生する。といった内容。個人的に館編が盛り上がりのピークで以降はちょっと尻すぼみ感があった。犯人(殺人の実行犯)がそのままストレートに予想通りの人物で、予想通りすぎてこれは叙述系の何かが仕込まれている?と疑いつつ読んでしまった。恐らく最後のオチが最大の見せ場だと思うがウェルメイドな感じが無くフェアとも言えず消化不良だった。殺しがなんであんな得意なのかも不明だった(説明あった?)
読了日:06月18日 著者:赤川 次郎


魔眼の匣の殺人魔眼の匣の殺人感想
シリーズ第2段。前作はとある要素でクローズドサークルを実現していたが今回は真っ当な形で舞台を整え連続殺人が発生する作りだった。ただこのシリーズは1作目である意味で何でもありの世界観を構築したため本作の「予言」「予知」といった超能力も「有効」な要素として作用し他ミステリーとは違った前提で成り立っているのが非常に面白かった(ドラマ「トリック」や「銀狼怪奇ファイル」(古い)のような超常現象を暴く系では無い)。個人的に表紙の絵が凄惨な事件と世界観を想像させる感じで好き。「あの人」が登場人物一覧にいるのも良い。
読了日:06月25日 著者:今村 昌弘


女性に優しい会社 大光電機―――~50歳以上の男性にも少しだけ優しい会社~女性に優しい会社 大光電機―――~50歳以上の男性にも少しだけ優しい会社~感想
女性比率が高い職場の組織を良くするためコツやノウハウを学ぶべく読み進めた。内容はビジネス寄りではなく会社紹介本といった感じでやや期待している内容と違ったものの(ちなみに前書きにしっかりと会社紹介本と書かれているので内容的には正しい)サラッと書かれているところに気付かされることは多く、以前小山昇さんの書籍にも書いてあったが一つのキーワードに「家族ぐるみ」があるなと感じた。また「競と和」の評価基準はとても参考になった。文の「だである」「ですます」が頻繁に切り替わり正直結構読みづらかった。
読了日:06月28日 著者:前芝 辰二

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