HSPと

HSPを自覚した中年管理職プログラマの のっぴきならないノンフィクション

HSPと「優しさについて」

視力激落ち。
ポコポッコです。

HSP「優しい性格」という内容を
書籍や関連サイトで見掛けます。

HSPを自覚する私自信も
「優しい」と他人に言われることはあります。
が、自分自身どうしても違和感があるので
今回まとめてみようと思いました。

あくまで私個人の内面の分析や考察です。
他のHSPの方に当てはまるわけではありません。

いきなり結論

いきなり結論ですが色々考えたところ

  • 自分の心が打ちのめされない事を最優先に行動する

この考えが相手に「優しい」と曲解されていると感じます。
見ての通り紛うことなき自衛100%の考えです。
相手のことを思ってとかは正直そこまでありません。

心が打ちのめされるとどうなるか

私の場合は回復まで経験則で2日掛かります。
回復するまでは常に打ちのめされた出来事を考え
何をやっても思考が支配されてしまいます。

そんな時は
「自分の好きなことをして気分転換しよう」
「カラオケで声だして発散しよう」
等よく見掛けますが、これらの行動で気分転換できた試しがありません。
(毎回これで気分が晴れたらどれだけ楽か・・・と考えてしまいます。)

極稀、超々々々々々々々極稀に気分転換がうまくいく時があります。
しかしその場合でも
 
「ああ・・・でもこの気分転換が終わったあと
打ちのめされた現実があるんだな」

 
と考えて、なまじ気分転換が出来た分、
揺り返しで余計ひどい状態になります。

こうなってしまったら頭が考えなくなるまで耐えるしかありません。
この状態は本当に辛くて、絶対に避けたいものとなります。

HSPの優しさのロジック

HSPの書籍やサイトで紹介されている
「優しさ」のロジックは、
相手の事を考え、共感して心を痛めてしまい、
頼み事を断りきれず引き受けてしまう。
といったものになります。
 
これは本当に相手の事を考え行動しているので
本当の優しさだと思います。
 

私のロジック

私の場合はまず「面倒くさい」が一番最初に来ます。
頼み事や提案をされても「面倒だから断る」という
行動が真っ先に思いつきます。
 
しかし実際は断れません。
断ると相手が気分を害するんじゃないか?
と思ってしまい、まず心にボディブローを打たれる感じになります。
これは「困ってて可愛そう」といった共感ではなく、
自分が「相手の気分を害した加害者」になってしまうことに
対する自責の念です。

実際に相手が気分を害したかは問題ではなく、
断った結果、勝手にこちらの被害妄想が加速し
結局心にダメージを受けます。

つまり頼まれた時点で詰みです。
「自分の心が打ちのめされない事を最優先に行動する」
理念に従うと、引き受けることこそが最も心を健全に保つ選択になります。

相手からしたら「引き受けてくれた」になるので
優しいと感じる方もいるのかなと思います。

現状

ここ数ヶ月は理由はわかりませんが自責の念が多少鈍ってて、
良い感じ断われることも稀ですが出来るようになりました。
一体何があったんだろう・・・自覚はありません。

最後に

とりとめなく書いてしまいました。
私と同じような考えの人の「あるある」になれたら良いなと思いつつ。
猫に寄り添ってきます。

明日心お穏やかにいきましょう・・・!