HSPと

HSPを自覚した中年管理職プログラマの のっぴきならないノンフィクション

読書まとめ2019年9月分

一気に冷え込みすぎ・・・!こんにちはポコポッコです。
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月一更新になってしまっていますが読書は地道に続けています。毎日ブログを書いている皆様を本気でリスペクトします。

仕事についてHSP目線で書きたいのですが愚痴ばかりになってしまい酷い内容だったので、もう少し冷静になるまで止めとこうと思いました。

今回も例によって読書メーターからコピペなので網羅されているだけです。
9月はフィクション系多めに読んでたような記憶があります。
ゲームキッズシリーズをかなり久々に読みましたが今読んでも面白さは色褪せませんね!

注意!!
読書メーターではネタバレ防止配慮の機能がありますが、月毎まとめはその辺が一切考慮されていないようで中にはガッツリネタバレしているものもあると思います。正直、自分がどの本にネタバレ防止したか覚えて無いのでご注意ください。


9月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3192
ナイス数:341

殺人鬼 (新潮文庫)殺人鬼 (新潮文庫)感想
山中のサマーキャンプで団体一行が殺人鬼によって殺害されていく。真相は?驚愕のトリックとは?・・・といった内容。殺害描写がグロさ満載で苦手な人は相当キツいと思われる。(私はグロ系は好物なので問題無し)トリックは全く見破れなかったが、そんなことあるのか?と若干考えてしまったのが正直な所。けどこの舞台設定はとても新鮮で面白かった。
読了日:09月01日 著者:綾辻 行人


公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい― (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい― (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
「森のくまさん」続編。前作を読了してからそこまで日が経っていないため内容を覚えた状態で読み進めた。前作よりも構造がスッキリしていて、とても面白かった。最終盤のとある登場人物の行動は勝手すぎて腹がたった。「呪い」と言われてもなぁ・・・。ただ一番の胸糞ポイントは序盤の猫虐待描写であることは言うまでもない。なんとなくビターエンドに繋がりそうな余韻を残しつつの終わり方は好き。
読了日:09月02日 著者:堀内 公太郎


嘘つき女さくらちゃんの告白 (集英社文庫)嘘つき女さくらちゃんの告白 (集英社文庫)感想
「これは経費で落ちません!」と同著者。盗作疑惑のイラストレータsacraについて、関係者にインタビュー形式で物語が展開。インタビュー内容のsacraこと八重子のサイコパスな行動にイライラと恐怖しっぱなしだった。著者は(「経落ち」でも思ったが)嫌な気持ちにさせる女性の書き方が素晴らしく巧いと思う。(+男が操られて頼りない様も巧い。)この手のタイプは規模の大小あれど現実にも居るなぁと色々と振り返ってしまった。sacraの転落を見てスッキリしたいと思ったけど一生、上手く立ち回るんだろうなきっと。
読了日:09月02日 著者:青木 祐子


仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方感想
プロマネ本。問題構造の地図が非常にわかりやすく理解に繋がった。個人的にモンスター社員、不満ばかりを言う社員、攻撃的な社員についての対処法が知りたがったが、本書ではその編の記述は無かったので少し残念。本書の進め方はそういった問題社員の面々がいた場合ちょっと違った拗れ方をしそうな予感がする。(続編や関連本でその辺にふれらているかも?)
読了日:09月08日 著者:沢渡 あまね


2000年のゲーム・キッズ―仮想科学小説集2000年のゲーム・キッズ―仮想科学小説集感想
その昔ファミ通で連載していた仮想科学ショートショート。どの物語も最後数行のどんでん返しが面白い。本書タイトルから19年後の現在、ゲームおっさんになった今でも「こんな未来がくるのかも」というワクワクを感じる事ができた。(一部現実が追いついた感じはある)
読了日:09月11日 著者:渡辺 浩弐


夢ビデオ―2000年のゲーム・キッズ〈2〉夢ビデオ―2000年のゲーム・キッズ〈2〉感想
当時ファミ通で連載していた仮想科学ショートショート。35話から67話まで収録。前巻から変わらずオチが面白い。どの話かは不明だが世にも奇妙な物語の原案作品も収録されているようだ。ちなみに私は著者を「大竹まことのただいま!PCランド」という番組で知り、完全に面白お兄さんという印象で、本書の著者と同一人物と知った時非常に驚いたのを思い出す。
読了日:09月11日 著者:渡辺 浩弐


バーチャル・アイドル・クラブ―2000年のゲーム・キッズ〈3〉仮想科学小説集バーチャル・アイドル・クラブ―2000年のゲーム・キッズ〈3〉仮想科学小説集感想
仮想科学ショートショート最終巻。68話から100話+1話まで。相変わらず面白いが、前2巻と比べるとちょっと息切れ感がある印象。2000年のゲームキッズシリーズは本書で終了だが別のゲームキッズシリーズも当時を思い出しながら読んでいきたいと思った。その流れで調べてみたら「令和元年のゲームキッズ」という著書が発売されているようで楽しみが増えた。
読了日:09月11日 著者:渡辺 浩弐


平気で他人を傷つける人平気で他人を傷つける人感想
KindleUnlimited。モラハラについて原因やケース(主に職場や家庭)について項目別に書かれていた。本書の中で自分が最も遭遇率が高いと感じるのは「自分は正しい」と思い込んでいるタイプ。理解を深めうまく対処できればと思う。著者の別の書籍に書かれていたがモラハラ加害者も基本的には相手を無力化し支配したいというのが根幹にあるのではないかと感じた。
読了日:09月13日 著者:片田 珠美


マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書感想
ロジカルシンキングについて、丁重かつわかりやすくまとまっていた。「クリティカルに考え」→「ロジカルに展開し」→「クリティカルに発想する」といった項目別に説明されていて、まさしく教科書といったわかりやすさだった。ロジカルシンキング本は少し敷居が高く感じる方に特にオススメできる内容だと思う。
読了日:09月16日 著者:大嶋 祥誉


働き方の問題地図 ~「で、どこから変える?」旧態依然の職場の常識働き方の問題地図 ~「で、どこから変える?」旧態依然の職場の常識感想
書籍名通り旧態依然(昔のままの状態で少しの変化もないさま)の職場のケースや考え方、改善案等が書かれていた。割合的にはテレワークの紹介に多くページを割かれていた印象。自分の働いているゲーム業界的には割とテレワークがジワジワ浸透してきていて(ただしほぼ大手に限る。そして私の職場はまだ。。)一般的にも広く普及したらいいなと思っている。テレワークはコミュニケーション面で問題が発生するやもといった懸念はあるが個人的にはコミュニケーションコストの方が負荷になっていると感じているのでテレワークで丁度良いのでは?と感じた
読了日:09月25日 著者:沢渡 あまね,奥山 睦


仕事・人間関係 「もう、限界! 」と思ったとき読む本仕事・人間関係 「もう、限界! 」と思ったとき読む本感想
前半は人間関係、後半は仕事について書かれていた。人間関係では他者を気にするより自分に焦点を当て自分中心に考える。他人中心で考えると自分の心が他者に左右されるので不安定になるとのこと。これ系のジャンルの本はいわゆる攻撃的な人に苦しめられている側の目線が多いと思うが本書は「相手を言い負かす必要はない」「怒鳴る人は臆病」といった攻撃的になってしまう人が健全な人間関係を築くための目線が多く感じた。そのため気弱で「もう、限界!」と感じている人には少しピントがずれた項目も多いかもしれない。
読了日:09月28日 著者:石原 加受子


「ありがとう」の魔法力 (PHP文庫)「ありがとう」の魔法力 (PHP文庫)感想
「ありがとう」という感謝の言葉で人生が豊かになっていく。という内容。「宇宙」「神」「感謝エネルギー」といったワードがあり、スピリチュアル系に慣れていない私には正直かなり胡散臭く感じてしまった。(特にF夫さんとY子さんのエピソードは謎の嫌悪感が。。)しかし組織型のビジネス書においても良い人間関係、良いチームを築くためには感謝が重用であることは書かれており、ジャンルは違えど結論的に感謝は非常に重用であることを再認識できた。読了感はとても良く、「すみません」よりも「ありがとう」を使っていきたいと思った。
読了日:09月28日 著者:佳川 奈未


AV出演を強要された彼女たち (ちくま新書1225)AV出演を強要された彼女たち (ちくま新書1225)感想
モデルにならないかとスカウトされて契約し現場に向かったらAVだった。といった複数のケースの紹介、そして相談者を救うプロセス等が紹介されていた。よくわからず「契約」してしまった自責、そして「違約金」、身バレ家族バレするという「恐怖」これらの状況に混乱しどうしていいかわからず追い込まれてしまう構造への恐怖を感じた。一方で相談者が問題解決しそうになってから安心したのか連絡が取れなくなってしまうといった事があるようで、それは相手(著者所属団体)にあんまりな姿勢なのでは・・・と若干腹落ちのしない後味の悪さがあった。
読了日:09月28日 著者:宮本 節子

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