HSPと

HSPを自覚した中年管理職プログラマの のっぴきならないノンフィクション

HSPが「ルーズさを考える」

もう年末が近い・・・。こんにちはポコポッコです。

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時事ネタになりますが、チュートリアル徳井氏の個人会社での申告漏れや所得隠しについて取り沙汰されている「ルーズさ」という性質において私も他人事じゃないなと思いました。その辺りの感想をツラツラ書いていきたいと思います。ルーズ側目線の感想です。

前提

本件についてはいくつかのサイトを見ただけで、無申告を繰り返し催促がくるまで放置を繰り返していた。という理解しかありません。(色々な背景や詳細は知りません)また、徳井氏の個人会社が社会保険に未加等の続報が出ていますが詳細は良くわかっていません。あくまで徳井氏のルーズさについて思うところの雑記です。

徳井氏のルーズさ

まとめサイトTwitterで調べた所、本件以外にも以下のエピソードが見られました。

  • 昔はレンタルビデオを毎回延滞
  • 料金未払いでガスが止められる
  • 料金未払いで電気が止められる
  • 料金未払いで水道が止められる

他にも「財布を忘れる」「新幹線の切符を無くした」等も書かれていました。一説にはADHDでは無いか?とも言われているようです。恐らくまだまだ掘り起こされるんじゃないかなと思います。世間的には間違いなくルーズにカテゴライズされるでしょう。

自分にもあるルーズさ

徳井氏の「すぐに行動しない」「先送りにしてしまう」というルーズさについて自分も少なからずその要素があるなと感じてしまいました。(さすがに申告漏れレベルのものはありません)

頭では早く解決しなくてはいけないのに面倒臭さが勝ち「今日じゃなくていいや」となる。 結果、外的要因(本件の場合は税務署が行動するに該当)が動き出してから後手後手で対応する。 これらは私も何度も経験があります。以下のようなエピソードがあります。

部屋の明かり消失事件

若い頃、初めて部屋を借り荷解きを終えた後に友人を招待しました。 その時、部屋の照明(丸形蛍光灯のやつ)の紐を友人が多少力を込めて引っ張ったら紐が根本から抜けてしまい、 照明が付かなくなってしまいました。直すためには管理会社に電話して業者を呼んで直してもらう必要があります。 私はそれが面倒で、かなりの期間放置しずっとその状態のままでいました。 どのくらいこのままにしていたと思います?

正解はその部屋を出る(引っ越し)時までです。

厳密には鍵を返すときに「電気の紐が抜けてしまいました」と言っただけなので私が部屋にいる間は直していません。 理由は「面倒くさい」これだけです。電話が面倒、日付を決めるのが面倒、業者を部屋に入れるのが面倒 そしてそういった事を考えるのも面倒。その結果の放置です。 (元々暗いのが好きというのもあります。机のスタンドだけで十分と私自身は感じていました。)

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外的要因が無ければ動かない

私は幸い(?)ガス光熱費は大丈夫でしたが、契約しているプロバイダへの支払いが滞り何度か止められたことがあります。 止められてから慌ててコンビニで支払うといったことを行っていました。 振り返ると「そうせざるを得ない」状況にならないと面倒くささを上回ることが出来ないというのがあるなと感じます。

私は会社勤めで税金は給料から天引きされるため、税金に対しては面倒な事はありません。 ただ、当時の自分が個人事業主でそれらを自分でやらなきゃいけなくなったら税務署から警告が あるまで放置していたかもしれないなぁ・・・と思ってしまいます。

徳井氏はこの面倒臭さを「警告」では上回ることがなく、本当に最後の最後の状況になるまで動く気が起きなかったんだなと思います。

「明日やろう」では無い

論調として、面倒臭がりは「明日やろう」と先延ばしするというのが有ると思います。 が、私の経験則だと「明日やろう」と考えると明日に対しての負荷になると実感したため、 「明日やろう」では無く「今日じゃなくていいや」が感覚としてあると思います。 微妙なニュアンスの違いですが「今日じゃなくていいや」の方が緩い感じがして安心感(何の!?)がありました。

まぁさっさと原因となる事柄を解決しろや!という話なんですよね。

何故か当時はそれが出来なかったのです。 徳井氏も「今年は未申告にしよう!」と決めていたのではなく「申告は今日じゃなくていいや」を何回も何回も積み重ねて 結果としての今回の騒動だったのかなと予想します。

現在の私

現在もルーズはルーズですが、効率を意識的に考え面倒臭さとの戦いは前より発生しなくなりました。 効率とは例えば「支払いに行く時間が勿体ない」だったり「クレカ払いならポイントが付く」等です。 妻がこの辺にきっちりしているため影響を受けました笑。行動しないことが損に繋がるという点に気づけました。

また、今年から読書を習慣にする一貫でビジネス本を読むようになりましたが、その中にはかなりの高確率で「まず動く」「まずやる」と書いてあり これらの重要度はかなり高いと認識しました。 「まず動く」項目が、クレカ払い登録だったりとかなり低い指標なような気もしますが(笑)意識的に面倒臭さを感じる前に動くことにしています。

今回の徳井氏の件は当時の自分のルーズさを思い出すきっかけになりました。